マウスピース型矯正装置
歯の矯正をしたくても目立つワイヤー矯正はしたくないという方に最適な治療法があります。当院では主にインビザラインを使用したマウスピース矯正を勧めています。
インビザライン矯正治療とは、0.5㎜の薄い透明なマウスピース(アライナー)を用いて歯を少しずつ動かしていく方法です。
通常は7日毎に1枚のマウスピース(アライナー)を交換していきます。
マウスピース1枚で動かすことのできる歯の移動量は、1日20~22時間使用することで最大0.25mmです。従って、1ヶ月で4枚のマウスピースを使って最大1mm動かすことが出来ます。但し、歯の移動に伴う痛みが強いときや実際の移動量が少ないとき等は、一枚当たりの移動量は調整が可能です。
インビザライン矯正の最大の特色は、口腔内スキャナーで得た歯列のデータをコンピューターで再現し、シュミレーション技術により歯を動かし、望ましい綺麗な歯並びを作っていくことにあります。
従って、治療前に治療後の整った美しい自分の歯並びを見ることが出来ることになります。
(上記の左右の写真は、口腔内スキャナーです。)
個々で使用するクリンチェックプロというソフトはとても優れもので、ワイヤー矯正では難しい個々の歯の位置や歯列の形態の微調整も思いのままに出来るのであります。
※アウトカムシミュレーションによる治療前後の歯並び(左の写真)、コンピューターによる分析(右の写真)します。
スキャンして作製したデジタルの並行模型
かみ合わせの状態を把握し、歯の大きさや顎堤の大きさを測定して治療計画を立てます。
治療期間については、ワイヤー矯正とほぼ変わりない期間で治療をすることが可能で、症例によってはインビザラインの方が早く治療できる場合もあります。
難しい症例でも、インビザライン矯正とワイヤー矯正のコンビネーションの治療により、短期間でなるべく歯を抜かない非抜歯治療が可能です。是非ご相談下さい。