受け口(反対咬合)の治療は根気が必要 album 234

今回の症例は、受け口を気にして来院した5歳の男子です。男の子の場合、下顎は18から19歳まで正統発育が見られますので、仕上げの2期治療は17歳から18歳位まで下顎の成長を抑制しながら上顎の成長を十分に促した後に行う事がBestであると考えます。それでは、5歳の男の子が当院を訪れてから受け口の治療を開始して1期治療終了後に筋機能矯正装置を用いて13歳になるまでの9年間の治療経過を報告します。仕上げの2期治療は、下顎の成長発育が終了する18歳前後に開始する予定にしています。受け口(反対咬合)の治療は上下顎骨の成長発育を観察しながら長期間に及ぶ咬合誘導・咬合育成と口腔周囲筋のバランスを整える筋トレが大切です。
9年間の治療前後の写真をご覧下さい。

下顎の成長を抑制し上顎の成長発育を十分に促す事が出来ました。未だ完全なかみ合わせではありませんが、仕上げの治療は、下顎の成長発育を見ながら行う予定です。それでは、治療経過をご覧下さい。

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奥歯の高さ(咬合高径)と奥歯のかみ合わせ(咬合平面)を適正化し、上顎の前方成長を促す治療を行いました。その後、筋機能矯正装置を用いながら口腔筋機能療法(MFT)で筋トレをし口腔周囲筋のバランスを整える治療を継続しています。

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奥歯の高さ(咬合高径)と奥歯のかみ合わせ(咬合平面)を適正化し、上顎の前方成長を促す治療を行いました。その後、筋機能矯正装置を用いながら口腔筋機能療法(MFT)で筋トレをし、口腔周囲筋のバランスを整える治療を継続しています。左上の側切歯が未だかみ合っていませんが、このまま経過を見て改善が見られないときは下顎の成長発育が終了する時期を見て仕上げの治療を行う事にしています。

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上顎の成長発育を促し、下顎の前方成長をコントロールしています。

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上顎の成長発育を促し、下顎の前方成長をコントロールしています。

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9年間の根気強い治療で上顎骨の十分な発育を促す事が出来ました。

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9年間の根気強い治療で下顎の前方成長を抑制しコントロールする事ができました。

 

 

<参考>

「矯正症例集閲覧に当たって」(クリックHere)

過去の症例はこちら

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