小児矯正の1期治療は何処まで治療すべきか album 245

<矯正学的な問題点>
①上下顎右側中切歯の交叉咬合(前歯の咬み合わせが逆)
②下顎が左側に2㎜ずれている(顎偏位)
③上顎の前方成長が悪く、このままでは永久歯の犬歯が八重歯になる恐れがある(上顎の劣成長)
④下顎の歯列が狭い(狭小歯列弓)ため、下顎前歯が凸凹になっている(叢生)
⑤低位舌がみられ口腔周囲筋のバランスが崩れている
<当院の治療方針>
①歯槽骨の形態修正を行い全ての永久歯が配列可能な土台となるアーチを整える
②交叉咬合と顎偏位を改善し前歯で良く噛めるようにする事により、上下顎の正常な発育を促す
③低位舌を改善し口腔周囲筋のバランスを整え歯が機能的で安定した位置に配列されるようにする。

それでは実際の治療をご覧下さい。

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前歯のかみ合わせが逆であることにより下顎が左に偏位しています。取り外しの拡大床で歯槽骨の形態修正をして部分的なワイヤー矯正で顎偏位を改善し、上下の顎の咬み合わせを正常化しました。この後は口腔周囲筋のバランスを整え低位舌を改善するように口腔筋機能療法(MFT)を継続し、筋機能矯正装置(トレーナーシステム)を用いて治療を行って行きます。上下顎の成長発育期に顎偏位を早期に改善することは、将来顔が曲がる顎変形症になり外科矯正を併用するような2期治療を回避する上でとても意義があります。

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前方に偏位した下顎が後方に適応し、上顎骨が前方に成長発育していく様子をご覧下さい。適切な咬合誘導・咬合育成は小児矯正においてとても大切です。

photo 1376

前方に偏位した下顎が後方に適応し、上顎骨が前方に成長発育していく様子をご覧下さい。適切な咬合誘導・咬合育成は小児矯正においてとても大切です。

photo 1377

前方に偏位した下顎が後方に適応し、上顎骨が前方に成長発育していく様子をご覧下さい。適切な咬合誘導・咬合育成は小児矯正においてとても大切です。

photo 1378

前方に偏位した下顎が後方に適応し、上顎骨が前方に成長発育していく様子をご覧下さい。適切な咬合誘導・咬合育成は小児矯正においてとれも大切です。

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上顎の前方成長を促し舌が収まるスペースを確保することにより、低位舌を改善する為に行う口腔筋機能療法(MFT)の効果を高めることが出来ます。

photo 1380

反対のかみ合わせと前歯の叢生(凸凹な歯並び)を改善する為に、下顎の歯槽骨形態修正を行い下顎を拡大し、部分的なワイヤー矯正で前歯を後方に移動させました。この後、筋機能矯正装置(トレーナーシステム)を用いて治療を継続し上下顎の正常な発育を促す治療を行います。

<参考>

「矯正症例集閲覧に当たって」(クリックHere)

過去の症例はこちら

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