八重歯を治したくて来院する小児の患者さんが多く見られます。永久歯の上顎犬歯は小学校5年生ぐらいで萌出してきます。従って、八重歯になってから来院する患者さんと未だ犬歯が萌出していない小学校2〜3年生の時期に来院した患者さんでは治療のやり方も費用も異なってきます。当院では、不正咬合に気づいたら出来るだけ早期に治療を開始する事を勧めています。八重歯になってからの来院では、治療方は成人の矯正治療と同じになります。また治療結果についても顎骨の成長発育途上にある小児と成長発育が余り期待出来ない成人では異なってきます。今回は、上の前歯が内側から出て来た事を主訴にして来院した小学校2年生の小児の症例を通して八重歯を回避する為の治療法について見ていきたいと思います。
上記の写真をご覧下さい。小学校2年生で治療を開始し、小学校5年生までの間の1期治療で前歯を並べながら奥歯を後方移動して犬歯が萌出するためのスペースを確保しています。この様に1期治療で十分な上顎犬歯のスペースを確保しておかないと八重歯になってからでは、抜歯矯正や成人矯正と同じ方法で行う事になります。従って、治療期間も治療費も異なってきます。
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1期治療で永久歯犬歯の萌出スペースを十分に確保していますので、取り外しのマウスピース型筋機能矯正装置を就寝時のみ使用するだけで口腔周囲筋とバランスがとれた位置に歯が自然配列されていきます。この装置により睡眠時の異常嚥下癖が改善され舌も正しいポジションを学習していきます。また、口輪筋も鍛えられリップシールド(口唇閉鎖)を確保することも出来ます。この事により習慣性の口呼吸が改善され、歯並びはより安定したものになっていきます。この様な咬合誘導・咬合育成法は1期治療により舌が収まるための上顎の大きさと永久歯の犬歯が萌出するスペースを確保し、奥歯のかみ合わせ(咬合平面)と奥歯の高さ(咬合高径)の適正化をすることによりより効率的に行えると考えています。
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1期治療で永久歯犬歯の萌出スペースを十分に確保していますので、取り外しのマウスピース型筋機能矯正装置を就寝時のみ使用するだけで口腔周囲筋とバランスがとれた位置に歯が自然配列されていきます。この装置により睡眠時の異常嚥下癖が改善され舌も正しいポジションを学習していきます。また、口輪筋も鍛えられリップシールド(口唇閉鎖)を確保することも出来ます。この事により習慣性の口呼吸が改善され、歯並びはより安定したものになっていきます。この様な咬合誘導・咬合育成法は1期治療により舌が収まるための上顎の大きさと永久歯の犬歯が萌出するスペースを確保し、奥歯のかみ合わせ(咬合平面)と奥歯の高さ(咬合高径)の適正化をすることによりより効率的に行えると考えています。
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適切な1期治療により就寝時に使用するマウスピース型の筋機能矯正装置だけで、永久歯が口腔周囲筋のバランスがとれた位置に誘導されて行く様子をご覧下さい。
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適切な1期治療により就寝時に使用するマウスピース型の筋機能矯正装置だけで、永久歯が口腔周囲筋のバランスがとれた位置に誘導されて行く様子をご覧下さい。
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適切な1期治療により就寝時に使用するマウスピース型の筋機能矯正装置だけで、永久歯が口腔周囲筋のバランスがとれた位置に誘導されて行く様子をご覧下さい。
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後退していた下顎が前方に成長し誘導されていく様子をご覧下さい。この事により顎関節の正常な発育が促され将来顎関節症を発症するリスクを軽減することが出来ます。
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後退していた下顎が前方に成長し誘導されていく様子をご覧下さい。この事により顎関節の正常な発育が促され将来顎関節症を発症するリスクを軽減することが出来ます。
<参考>
「矯正症例集閲覧に当たって」(クリックHere)