1期治療後の咬合誘導・咬合育成について 【album 329】
当院では早期矯正治療を勧めていますが、小児矯正において乳歯と永久歯が混在する1期治療終了後に筋機能矯正装置を用いて顎の成長発育が終わるまで咬合誘導・咬合育成を行っています。今回は前歯の歯並びを気にして来院した小学校2年生の小児の症例をご覧下さい。
矯正学的問題点は
①叢生(顎の大きさが小さいため永久歯が並ばない)
②下顎後退を伴う上顎前突
③下顎が左に1ミリほどずれている(顎偏位)
等です。
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奥歯のかみ合わせ(咬合平面)を適正化して、下顎の前方成長を誘導しました。
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奥歯の高さが低い方に下顎がずれる傾向があります。左側の奥歯の高さ(咬合高径)を適正化して下顎のずれ(顎偏位)を改善しました。顎偏位は放置すると骨格的な顎変形症に発展する場合があります。重度の顎変形症は外科矯正(顎切り)の適応となります。出来るだけ早期に改善することが望ましいと考えています。
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小さな顎をとりはずし式の拡大床で広げ、その後筋機能矯正装置を用いた咬合誘導・咬合育成により全ての永久歯を配列しました。
それでは実際の治療経過をご覧下さい。
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咬合平面・咬合高径を適正化して顎の正常な成長発育を促しました。犬歯は一時期八重歯になりそうでしたが筋機能矯正装置で正しい位置に誘導しています。
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咬合平面・咬合高径を適正化して顎の正常な成長発育を促しました。
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咬合高径・咬合平面を適正化して、下顎の前方成長を誘導しています。
photo 1878
咬合高径・咬合平面を適正化して、下顎の前方成長を誘導しています。
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叢生を改善する為に拡大床で顎を広げ、その後筋機能矯正装置で咬合誘導・咬合育成しています。
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叢生を改善する為に拡大床で顎を広げ、その後筋機能矯正装置で咬合誘導・咬合育成しています。
photo 1881
叢生を改善する為に拡大床で顎を広げ、その後筋機能矯正装置で咬合誘導・咬合育成しています。
<参考>