長期安定した機能的な咬合を求めて【album 361】
矯正治療は歯を動かして歯並びと咬合を改善する治療ですが、矯正治療には必ず副作用やリスクが伴います。従って、出来るだけ最小限の矯正力の介入で治療できれば望ましいと考えています。矯正治療後に機能的で安定した歯並びを維持するためには、歯並びを支える口腔周囲筋と舌の筋肉のバランスが取れた位置に歯が配列されていることはとても大切です。その為、筋肉のバランスを整え鼻呼吸を確立する事が出来るように筋トレを重視しています。今回は、前歯の歯並びを気にして来院した小児に対して行った長期の咬合誘導・咬合育成の経過をご覧下さい。
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主訴であるねじれた前歯を改善する為、部分的なワイヤー矯正で咬合平面と咬合高径を適正化して口腔周囲筋と舌のバランスを取るために筋トレを継続して行いました。矯正治療後も咬合は安定して更に緊密になって来ました。
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口腔周囲筋と舌の筋肉のバランスを重視して歯を配列しています。長期に安定した歯並びを維持することが出来ました。
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口腔周囲筋と舌の筋肉のバランスを重視して歯を配列しています。長期に安定した歯並びを維持することが出来ました。
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咬合平面と咬合高径を適正化して下顎の位置を誘導しています。
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咬合平面と咬合高径を適正化して下顎の位置を誘導しています。
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咬合平面と咬合高径を適正化して下顎の位置を誘導しています。
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咬合平面と咬合高径を適正化して下顎の位置を誘導しています。
<参考>