開咬治療は咬合高径・咬合平面の適正化がポイント【album 364】

今回は、前歯がかみ合わない不正咬合(開咬)の治療法についてお話しします。前歯がかみ合わないと前歯でかみ切れないだけではなく、奥歯に過剰な負担が加わり咬合性外傷によって奥歯の寿命が短くなります。また、顎関節にも悪影響があり顎関節症を発症する恐れもあります。開咬の治療で大切なのは、奥歯の咬合高径と咬合平面の最適化にあります。前歯だけゴムで引っ張っても一時的には閉じますが、すぐに戻ってしまいます。それでは、当院で行っているゴムメタルによる開咬治療についてご覧下さい。ワイヤー矯正を希望しない方には、透明なマウスピピースを用いたインビザラインによる開咬治療も行っています。

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奥歯の高さを適正化して前歯がしっかり咬み合うようにして行きます。後戻りを考慮して咬み合わせを深めに仕上げるようにしています。治療中及び治療後にも噛む力を付けるためにチューブトレーニングを行っています。また、舌の悪い癖を取るためにガムトレーニングを行い正しい舌のポジションに修正するようにしています。

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ワイヤー矯正によりゴムメタルを用いて咬合平面並びに咬合高径を適正化し、前歯を咬合させ下顎を正しい位置に誘導しています。

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ワイヤー矯正によりゴムメタルを用いて咬合平面並びに咬合高径を適正化し、前歯を咬合させ下顎を正しい位置に誘導しています。

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ワイヤー矯正によりゴムメタルを用いて咬合平面並びに咬合高径を適正化し、前歯を咬合させ下顎を正しい位置に誘導しています。

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ワイヤー矯正によりゴムメタルを用いて咬合平面並びに咬合高径を適正化し、前歯を咬合させ下顎を正しい位置に誘導しています。

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ゴムメタルによりアーチホームを整えて行きます。

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ゴムメタルによりアーチホームを整えて行きます。

<参考>

インビザラインによる開咬治療・・・治療中も装置が目立つことなく、食事や歯ブラシも快適に行えます。

<参考>

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