歯を抜かない八重歯の治療法 【album 367】

八重歯の原因として多いのは、奥歯が前方に倒れて犬歯が押し出される事によるものが多いと思われます。この様な場合、犬歯の後ろの歯を抜歯して犬歯を後退させスペースを創り出すか、奥歯を起こして後方に移動させ非抜歯で治療する二通りの方法があります。当院ではできるだけ歯を抜かない方法で矯正治療を行っていますので、後者の奥歯を後方に移動することによって八重歯を改善するようにしています。それでは、今回は下顎の八重歯を改善する為にワイヤー矯正で奥歯を後方移動して配列した後に、更にインビザラインで順次遠心移動を行った症例を紹介します。ワイヤー矯正での奥歯の後方移動はインプラントスクリューなどを用いることが多いのですが、当院では出来るだけ患者さんの負担を少なくするようにゴムメタルのリバースカーブを使用して咬合平面並びに咬合高径を適正化しながら機能的で安定した咬合を作るようにしています。しかし、ワイヤー矯正は如何しても清掃性が悪くカリエスや虫歯のリスクが高まります。そこで、出来るだけ短期間でワイヤー矯正を終了して審美的で清掃性も優れているインビザラインで仕上げるようにしています。インビザラインは透明なマウスピースを用いた治療ですので、目立つこともなく食事や歯ブラシも快適です。それでは実際の治療をご覧下さい。

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治療前後の写真です。咬合平面並びに咬合高径を適正化して機能的で安定した咬合を確立しました。

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治療前後の写真です。咬合平面並びに咬合高径を適正化して機能的で安定した咬合を確立しました。

次に治療経過をご覧下さい。

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ワイヤ−矯正で咬合平面並びに咬合高径を適正化して、インビザラインで仕上げの治療を行いました。

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ワイヤ−矯正で咬合平面並びに咬合高径を適正化して、インビザラインで仕上げの治療を行いました。

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ワイヤ−矯正で咬合平面並びに咬合高径を適正化して、インビザラインで仕上げの治療を行いました。

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ワイヤ−矯正で咬合平面並びに咬合高径を適正化して、インビザラインで仕上げの治療を行いました。

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ワイヤ−矯正で咬合平面並びに咬合高径を適正化して、インビザラインで仕上げの治療を行いました。

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ワイヤ−矯正で咬合平面並びに咬合高径を適正化して、インビザラインで仕上げの治療を行いました。

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ワイヤ−矯正で咬合平面並びに咬合高径を適正化して、インビザラインで仕上げの治療を行いました。

<参考>

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