八重歯を非抜歯で改善する為に【album 376】

八重歯を非抜歯で改善する為には、奥歯の後方移動を行う必要があります。当院では、小児矯正治療においては部分的ワイヤー矯正によって奥歯のかみ合わせ(咬合平面)と奥歯の高さ(咬合高径)を適正化しながら奥歯を後方移動して治療を行っています。この事により顎関節に出来るだけ負担をかけない咬合を構築するようにしています。顎関節並びに顎骨の成長発育途上にある小児の場合、適切な咬合誘導・咬合育成を行って不正咬合の原因を根本から改善し正常な発育を促す事はとても大切です。それでは、実際の治療経過をご覧下さい。

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上顎右側側切歯の咬み合わせが逆で交叉咬合になっています。このままでは十分な咀嚼が出来ません。また、右側の犬歯の萌出スペースが足りません。部分的なワイヤー矯正により奥歯を後方移動しながら咬合平面・咬合高径を適正化して側切歯の交叉咬合並びに八重歯の治療を行いました。

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犬歯の萌出スペースが足りません。そこで顎を取り外しの拡大床で広げてから部分的なワイヤー矯正により奥歯を後方移動して犬歯のスペースを確保しています。

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下顎は上顎ほど犬歯萌出のスペースは少なくありません。部分的なワイヤー矯正により下の前歯を配列しています。

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犬歯の萌出スペースを確保するために部分的なワイヤー矯正治療によって奥歯を後方に移動して咬合平年・咬合高径を適正化して顎関節の正常な発育を促すように治療を行いました。

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犬歯の萌出スペースを確保するために部分的なワイヤー矯正治療によって奥歯を後方に移動して咬合平年・咬合高径を適正化して顎関節の正常な発育を促すように治療を行いました。

<参考>

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