受け口(反対咬合)を7年間筋トレで治療を頑張った結果 album 225

受け口を気にして来院した5歳の小児が、7年間マウスピース型の筋機能矯正装置を使い続けて筋トレをした結果について見ていきたいと思います。歯は、遺伝的な要因を除けば口腔周囲筋並び舌の筋肉のバランスがとれた位置へ移動して安定した歯並びを作っていきます。また、上下顎の骨も成長発育もかみ合わせと筋肉のバランスの影響を受けます。それでは、実際に反対咬合を改善する為の取り外しが出来るマウスピース型の筋機能矯正装置を用いて筋肉のバランスを整えながら反対のかみ合わせを改善して顎を育てた結果を見ていきましょう。
反対咬合の治療は適切な咬合誘導と筋トレの継続が大切です。継続は力なり。

反対咬合の改善

臼歯部交叉咬合と顎偏位の改善

上顎骨の十分な成長発育

下顎骨の成長発育のコントロール

上記は筋トレ7年間の結果です。上下顎も十分に発育し反対のかみ合わせと左側臼歯部の交叉咬合が改善しました。また、治療前には下顎が左に3㎜ほどのずれがほぼ改善しました。それでは実際の治療経過をご覧下さい。

<参考>

筋機能矯正装置(トレーナーシステム)を用いた咬合誘導・咬合育成について

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反対のかみ合わせが改善し、十分な上顎骨の発育を促す事が出来ました。

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下顎の過剰な成長発育を抑制することが出来ました。

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男の子の場合、下顎の成長発育は18歳位まで続きますので、今後も6から9年は経過を見ていく必要があります。場合によっては仕上げの治療が必要となる事があります。

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男の子の場合、下顎の成長発育は18から20歳位まで続きますので、今後も6から9年は経過を見ていく必要があります。場合によっては仕上げの治療が必要となる事があります。

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十分な上顎骨の成長を促す事が出来ました。

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筋トレにより自然で均整がとれた歯並びを得る事が出来ました。

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筋トレにより自然で均整がとれた歯並びを得る事が出来ました。

<参考>

「矯正症例集閲覧に当たって」(クリックHere)

過去の症例はこちら

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