成長発育期の小児矯正における咬合誘導・咬合育成について【album 344】

非抜歯矯正を行うためには、成長発育期にある小児の上下顎骨及び顎関節を正常に発育させることはとても大切です。その為、当院では出来るだけ早い時期に矯正治療をスタートさせ咬合誘導・咬合育成をして行くようにしています。歯を抜くことなく機能的で安定した咬合を得るためには、口腔周囲筋と舌のバランスを整え歯を配列することが必要です。従って、乳歯列期から全ての永久歯を配列することが出来る顎の大きさを確保する必要があります。それでは下の前歯が並びそうにないと心配して来院した5歳の小児の症例を通して実際の咬合誘導・咬合育成をご覧下さい。

<参考>

筋機能矯正装置(トレーナーシステム)を用いた咬合誘導・咬合育成について

 

photo 2012

先ず、とりはずし式の拡大床で顎の大きさを拡大し歯列を整えました。その後、筋機能矯正装置を用いて継続的に咬合誘導・咬合育成を行いました。口腔周囲筋と舌のバランスを取るために口腔筋機能療法(Oral Myofunctional Therapy)を併用して行っています。

photo 2013

先ず、とりはずし式の拡大床で顎の大きさを拡大し歯列を整えました。その後、筋機能矯正装置を用いて継続的に咬合誘導・咬合育成を行いました。口腔周囲筋と舌のバランスを取るために口腔筋機能療法(Oral Myofunctional Therapy)を併用して行っています。

photo 2014

先ず、とりはずし式の拡大床で顎の大きさを拡大し歯列を整えました。その後、筋機能矯正装置を用いて継続的に咬合誘導・咬合育成を行いました。口腔周囲筋と舌のバランスを取るために口腔筋機能療法(Oral Myofunctional Therapy)を併用して行っています。

photo 2015

成長発育期の小児の上下顎と顎関節の正常な発育を促す為に口腔筋機能療法(Oral Myofunctional Therapy)はとても大切です。特に口呼吸を改善し鼻呼吸を確立する事は、歯並びを安定させるためには必要条件となります。

photo 2016

成長発育期の小児の上下顎と顎関節の正常な発育を促す為に口腔筋機能療法(Oral Myofunctional Therapy)はとても大切です。特に口呼吸を改善し鼻呼吸を確立する事は、歯並びを安定させるためには必要条件となります。

<参考>

過去の症例はこちら

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