筋機能矯正装置を用いた咬合誘導・咬合育成について【album 369】
成長発育期における小児の矯正治療で口腔周囲筋並びに舌の筋肉のバランスを整え機能的な咬合を確立する方法があります。安定して機能的な咬み合わせを作り上げるには適切な咬合誘導・咬合育成が大切です。当院では、小児矯正においてインビザラインやワイヤー矯正等により積極的に歯並びを改善する方法だけではなく、筋肉のバランスを整える方法で歯並びを誘導する方法も行っています。それでは、八重歯を気にして来院した小児の症例で行った筋機能矯正装置(トレーナー)を用いた治療をご覧下さい。
<参考>
口腔周囲筋のバランスを整えるためには舌の位置が大切です。
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就寝時、マウスピース型の筋機能矯正装置(トレーナー)を使用し、歯の周囲の筋肉のバランスを整える為にガムを用いた舌の挙上訓練・チューブを用いた咬筋のトレーニング等の筋トレを行い全ての永久歯が萌出するまで咬合誘導・咬合育成を行いました。
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就寝時、マウスピース型の筋機能矯正装置(トレーナー)を使用し、歯の周囲の筋肉のバランスを整える為にガムを用いた舌の挙上訓練・チューブを用いた咬筋のトレーニング等の筋トレを行い全ての永久歯が萌出するまで咬合誘導・咬合育成を行いました。
それでは、具体的な治療経過をご覧下さい。
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乳歯が抜けて咬み合わせが不安定となり効き顎の右側の片咀嚼により下顎が右側に3㎜ほどずれていきましたが、筋トレを行い顎偏位を改善しました。
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筋機能矯正装置(トレーナー)の使用と、ガムを用いた舌の挙上訓練で歯を取り囲む筋肉のバランスを整える事により正常な顎の発育を誘導しています。
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筋機能矯正装置(トレーナー)の使用とガムを用いた舌の挙上訓練で歯を取り囲む筋肉のバランスを整える事により正常な顎の発育を誘導しています。
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犬歯を正常な位置に誘導する為に全ての永久歯が生えそろうまで咬合誘導・咬合育成を行っています。
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犬歯を正常な位置に誘導する為に全ての永久歯が生えそろうまで咬合誘導・咬合育成を行っています。
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下顎の位置を正しく導くことにより正常な顎の発育を促す事が出来ました。
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下顎の位置を正しく導くことにより正常な顎の発育を促す事が出来ました。
<参考>