出っ歯(上顎前突)を抜歯しないで治すには咬合平面と咬合高径の適正化が大切 album 193

今回は、出っ歯を治すために抜歯をしなければいけないと思っている方に当院で行っている歯を抜かない矯正治療を紹介します。成長発育が望める小児矯正においては、奥歯のかみ合わせ(咬合平面)と奥歯のかみ合わせの高さ(咬合高径)を適正化する事により、顎と顎関節の成長発育を誘導して不正咬合を根本原因から改善する事が出来る可能性があります。出っ歯(上顎前突)でも受け口(反対咬合)でも決して諦めないでください。気が付いたら直ぐに矯正治療を始める事が大切です。そのまま不正咬合を放置して骨格的な問題に移行しないようにして下さい。骨格的な不正咬合は顎切り(外科矯正)を併用しないと完全に治すことは難しくなります。
それでは、咬合平面を適正化して上顎前突を改善した実際の治療をご覧下さい。

<参考>

「矯正症例集閲覧に当たって」(クリックHere)

「顎が小さくて歯が並ばない時の対処法」(クリックHere))

子供の矯正治療をスタートする目安 その 1
「生え代わりの時期が来ても、上顎の乳前歯の間に隙間(発育空隙)がない時」
(クリックHere)

子供の矯正治療をスタートする目安 その 2
「不正咬合に気が付いたとき」
(クリックHere)
なぜ歯並びを治した方が良いの?

歯並びを治すと色々と良いことが・・・(矯正治療のメリット)
(クリックHere)

歯並びが悪い(不正咬合)とは?
不正咬合の種類と問題点
(クリックHere)

 

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歯を抜くことなく咬合平面と咬合高径を適正化する治療を行いました。
顎と顎関節の正常な成長発育を促すことにより約8ヶ月でこの様な変化が見られました。
バイオメカニクスを応用したダブルアーチシステムで治療を行っています。

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初診時から1期治療終了までの下顎の位置の変化をご覧下さい。顎の動き(顆路)を分析して奥歯のかみ合わせ(咬合平面)を適正化する事により下顎と顎関節の正常な成長発育を促す治療です。

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初診時から1期治療終了してその後全ての永久歯が萌出するまでの治療経過です。当院では、1期治療終了後も筋機能矯正装置(トレーナーシステム)を用いて継続した咬合管理を行い適切な咬合誘導・咬合育成を行っています。

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初診時から1期治療終了してその後全ての永久歯が萌出するまでの治療経過です。当院では、1期治療終了後も筋機能矯正装置(トレーナーシステム)を用いて継続した咬合管理を行い適切な咬合誘導・咬合育成を行っています。

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初診時から1期治療終了してその後全ての永久歯が萌出するまでの治療経過です。当院では、1期治療終了後も筋機能矯正装置(トレーナーシステム)を用いて継続した咬合管理を行い適切な咬合誘導・咬合育成を行っています。

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初診時から1期治療終了してその後全ての永久歯が萌出するまでの治療経過です。当院では、1期治療終了後も筋機能矯正装置(トレーナーシステム)を用いて継続した咬合管理を行い適切な咬合誘導・咬合育成を行っています。

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初診時、小学校2年生の小児の1期治療終了までの治療経過です。成長発育が見込まれる小児矯正において適切な咬合誘導・咬合育成はとても大切です。

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適切な咬合誘導・咬合育成により顎の正常な発育を促すことが出来ました。

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適切な咬合誘導・咬合育成により顎の正常な発育を促すことが出来ました。

 

<補足>
矯正治療には、いくつかのリスクと副作用が有ります。
矯正治療をお考えの方は、下記の記事をご参照ください。
「矯正歯科治療で生じうるリスクや副作用について」(クリックHere)

 

過去の症例はこちら

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