反対咬合・開咬・叢生・顎偏位を一括で改善する為に必要な事【album 372】

不正咬合には色々な種類があります。今回紹介する症例は、主に反対咬合・開咬・顎偏位・叢生の4種類の不正咬合が同時に認められます。この様な複雑な症例に対処するためには、奥歯のかみ合わせの高さ(咬合高径)と奥歯のかみ合わせ(咬合平面)を適正化する事がとても大切です。それでは先ず実際の治療結果をご覧下さい。

<参考>

不正咬合の種類と問題点

咬合平面・咬合高径の適正化とは?

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ゴムメタルを使用して咬合高径と咬合平面を適正化して治療を行っています。下顎が右側に2㎜ほどずれて咬み合っていますが、左右の咬合高径を改善して下顎を左側に動かし非抜歯で顎偏位を改善しています。

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ゴムメタルを使用してワイヤー矯正で歯槽骨の形態修正と奥歯の後方移動を行う事により非抜歯で治療を行っています。。

次に治療経過をご覧下さい。

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開咬・反対咬合・叢生を同時に改善する為にゴムメタルを使用したワイヤー矯正治療で、下の奥歯を後方移動させながら咬合高径・咬合平面を適正化しています。

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開咬・反対咬合・叢生を同時に改善する為にゴムメタルを使用したワイヤー矯正治療で、下の奥歯を後方移動させながら咬合高径・咬合平面を適正化しています。

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開咬・反対咬合・叢生を同時に改善する為にゴムメタルを使用したワイヤー矯正治療で、下の奥歯を後方移動させながら咬合高径・咬合平面を適正化しています。

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開咬・反対咬合・叢生を同時に改善する為にゴムメタルを使用したワイヤー矯正治療で、下の奥歯を後方移動させながら咬合高径・咬合平面を適正化しています。

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開咬・反対咬合・叢生を同時に改善する為にゴムメタルを使用したワイヤー矯正治療で下の奥歯を後方移動させながら、八重歯を改善し咬合高径・咬合平面を適正化しています。左右の奥歯の高さを修正する事により下顎のずれが徐々に改善する様子をご覧下さい。

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右側の側切歯が捻転しています。叢生と捻転を改善する為にワイヤー矯正で歯槽骨の形態修正を行い非抜歯で治療を行いました。

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反対の咬み合わせと八重歯を改善する為にワイヤー矯正でゴムメタルるを使用して奥歯を後方に移動させました。開咬を改善する為に下の奥歯は圧下して治療を行っています。開咬の治療では咬合高径の適正化がとても大切です。

<参考>

過去の症例はこちら

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