2021年7月14日 / 最終更新日時 : 2021年7月14日 ishii 歯列矯正 八重歯にならないために何が必要か【album 304】 小児矯正治療で乳歯と永久歯が混在する時期の最後に萌出するのが上顎の犬歯である。それは、小学校5年生か6年生の頃です。従って、小学校4年ぐらいまでにしっかり上顎の永久歯犬歯の萌出スペースを確保することが必要となります。小児 […]
2021年7月10日 / 最終更新日時 : 2021年7月10日 ishii 歯列矯正 奥歯の咬合平面と下顎の位置の関係について【album 303】 下顎が後退している相対的な出っ歯(上顎前突)の治療で必要なことは、不正な下顎の位置を前方に誘導することである。その為には、奥歯のかみ合わせ(咬合平面)の顎関節の運動路(顆路)に対する角度を適正化する事が必須となる。出っ歯 […]
2021年7月7日 / 最終更新日時 : 2021年7月7日 ishii 歯列矯正 矯正治療後の後戻りを考慮したオーバーコレクションについて【album 302】 今回は、前歯の歯並びと出っ歯を気にして来院した小学校2年生の症例を通して、小児矯正におけるオーバーコレクションについて考えたいと思います。矯正治療後に起こる現象として後戻りがあります。特に過蓋咬合や開咬の症例では考慮に入 […]
2021年7月1日 / 最終更新日時 : 2021年7月1日 ishii 歯列矯正 出っ歯(上顎前突)を非抜歯で改善する為に【album 301】 出っ歯(上顎前突)には、骨格的な上顎骨の過成長によるものと下顎骨の後退による相対的なものがあります。そして、骨格分析してみると日本人の出っ歯(上顎前突)の多くが相対的な出っ歯である場合が多いのです。骨格的な過成長によるも […]
2021年6月6日 / 最終更新日時 : 2021年6月6日 ishii 歯列矯正 咬合平面の適正化によって出っ歯(上顎前突)を改善する方法【album 294】 当院では、出っ歯(上顎前突)を改善する為に健全な小臼歯を抜歯して出ている前歯を後退させる治療は出来るだけ避けたいと考えています。何故なら顎骨の成長発育期における小児矯正では、上顎の奥歯のかみ合わせ(咬合平面)を適正化する […]
2021年6月2日 / 最終更新日時 : 2021年6月4日 ishii 歯列矯正 上顎だけの部分矯正で交叉咬合の治療は何処まで可能か【album 292】 今回は上顎の咬み合わせが反対で噛みにくいとの主訴で来院した小学校4年生の小児の矯正治療について見ていきます。 上顎だけ治療して欲しいとの事で治療にはかなり制限がありますが、このまま前歯の反対咬合(交叉咬合)を放置すると顎 […]
2021年5月27日 / 最終更新日時 : 2021年5月27日 ishii 歯列矯正 咬み合わせが深すぎる(過蓋咬合)咬合挙上について【album 290】 咬み合わせが深すぎる「過蓋咬合」を放置すると顎関節に過剰な負荷が加わり顎関節症を発症する場合があります。また、咬み合わせが深すぎることにより口腔内の容積が狭まり滑舌が悪くなり発音障害を引き起こすこともあります。今回は、小 […]
2021年5月25日 / 最終更新日時 : 2021年5月25日 ishii 歯列矯正 八重歯にならないためには小児矯正の1期治療で犬歯の十分なスペース確保が重要【album 289】 八重歯を治したくて来院する小児の患者さんが多く見られます。永久歯の上顎犬歯は小学校5年生ぐらいで萌出してきます。従って、八重歯になってから来院する患者さんと未だ犬歯が萌出していない小学校2〜3年生の時期に来院した患者さん […]
2021年5月17日 / 最終更新日時 : 2021年5月17日 ishii 歯列矯正 八重歯を回避して理想的な咬み合わせを誘導するために【album 287】 下の前歯の歯並びを気にして来院した小学校2年生の小児です。 矯正学的な主な問題点は ①下顎前歯部の歯並び(叢生) ②下顎の後退を伴う上顎前突 ③舌が収まりきらない上顎の狭い歯並び(習慣性口呼吸の原因にもなります) ④上顎 […]
2021年5月10日 / 最終更新日時 : 2021年5月10日 ishii 歯列矯正 小児矯正における3次元的な咬み合わせの改善について 【album 286】 顎の大きさが小さいと側方に2次元的に側方に拡大する事が多く行われます。しかし、理想的な咬み合わせを作り上げるには、奥歯のかみ合わせ(咬合平面)と奥歯の高さ(咬合高径)を適正化し、下顎の位置を顎関節に過剰な負担が加わらない […]